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モテすぎる私…、色気を封じ込め素っ気ない態度を取っているのに

自分には魅力があり、モテすぎると感じている49歳の女性、R香さん。苦労の体験談を語る。

「49歳の私がそんなこと言っていると、妄想女とかイタイとか思われそうですが、ここだけの話と聞き流して下さい。

異様にモテるんです、私。小学校のとき、私のファンクラブがあって、そのファンクラブでは、〝この中の誰かとR香がつきあったら不公平だから、だれもR香とはつきあわない。他のヤツがR香とつきあいそうになったら一致団結して徹底的にボコる〟という取り決めがあったんだそうです。同窓会で真相を聞き、仰天しました。

中学生のとき、とある人気アニメキャラクターに似ていると評判になり、他校生も訪れる塾での受講生が飛躍的に増えたんだとか。大人になって、当時は講師で今は塾長になっている先生が笑いながら話してくれました。

高校時代、名前も知らない男子からのラブレターが何度か下駄箱に入っていました。

女性からアプローチされたことも何度もあります。断り切れず、つきあってしまったこともあります…。

妊娠中、高校生くらいの男の子に口笛を吹かれたことがあります。妊婦なのに…、って驚きました。

30代後半でも繁華街でよくナンパに会いました。40代ではさすがに…、と思ったけれど、つい先日、ナンパに会いました。20代の子でした。

困っているのは、PTAなどの会合です。ミニスカで太股あらわにしたり、胸の大きく開いた服を着てきたり女子力全開のお母さんを差し置いて、私が注目を集めてしまうことがあるのです。「いい店、知ってるんですよ。今度一緒に飲みに行きましょう」なんて誘われてしまうこともあるんです。普通に接していても、変な期待を抱かせてしまうらしいのです。

男性とは極力口を利かないようにしています。話しかけられても素っ気ない対応をするように心がけています。服装も気をつけています。扇情的にならないように。メガネをかけて、メイクはしないで、髪の毛も洗いっぱなしでゴムでくくるだけ。それでも、「シャンプーのいい匂いがしますね」とか、「薄化粧で肌がきれいだ…」などと囁かれてしまうのです。

こんなことでは、周囲の女性の怒りを買いそうだし、主人や子どももいい気持ちがしないでしょう。なんとかしたいのですが…」。

もしかしてネタか?などと思ってしまいましが、すべて真実ですよね。スミマセン。でも、あなた自身、自制されて、誘われてもなびかない、意志の強さをお持ちなので、さほど心配には及ばないのでは?

考えてみたのです。あなたが、自身の魅力を誇示し、男を誘惑する素振りを日頃からとりつづけていたら、…あなたには、そこまでおモテにはならなかった気がするのですよ。

モテの条件って、実はこんなことだと聞いたことがあります。「思いのままに、自分の色に染められそうな女」。

しかし、一見そのように見えるルックスの女子というのは、同じような思いを持つ男子に絶えず狙われているため、実際には百戦錬磨で、実際に思いのままにするのは難しいという話…。

あなたを魅力的に見せているのは、色気ではなく、思わず助けてあげたいと思わせるような頼りなさ、未熟さかもしれないのです。大人の女性として、ひとつきおおありしっかり振る舞ってみては?「私モテてるの、自分でも知ってるのよ!」って自信アリアリで振る舞ってみたら…?あなたに魅力を感じるほとんどの男性が、きっとあなたから離れていくと思いますよ…。

浮気の話を聞きたがる、嫉妬の中で愛を燃え上がらせる男に大迷惑

41歳のバツイチ女性のJ子さん。子どもたちが成人したとき、ふいに女としての自分を自覚し、出会い系サイトに登録。そこで知り合い、現在、交際している男性についての体験談。

10年前に元旦那と別れたんです。中学時代の同級生で、地元の同窓会でひさびさ出会って意気投合。そのとき、運悪く避妊をしてなくて…、できちゃった婚。二人とも若かったですよ。まだ、19歳でしたから。成人式には、生まれたての赤ん坊抱いていったんです。あの頃は楽しかったなあ…。

元旦那、女つくって出てったんです。全面的にアイツが悪いんだから、慰謝料はふんだくりました。新しい女との生活は困窮してるだろうけど、略奪愛なんだから仕方ないって諦めてね?って開き直って毎月、きちんともらってます。

でも、女ひとりで育てていくのって、ホントに大変。シングルマザーって差別もあるし。ヤンママだからって、陰口も言われるしね…。それでも子どもたち、スクスク育ってくれて…、感謝です。もちろん、周囲の多大なる協力もあってのことだけど。

子どもたちも成人して、今さらなんだけど、私も女なんだよな、って気づいたんです。で、出会い系サイトに登録。出会ったのが今の彼。

三つ年下、高卒の私と違って、大学院まで出ているエリート。今は化粧品会社で研究職についているのだとか…。まさか、私がそんなインテリとおつきあいできるなんて!まるで夢のようでした。出会い系ってなんか仕込みが多いなんてウワサ、聞いてたから。彼の方でも同じようなことを言っていました。

そこまでエリートだから、お相手にはこだわるのかな?学歴とか、家柄とか、〝ピアノとバレエ、習っていました〟というような上品さみたいなものとか…、と思っていたんですけど、そういうのは全然求めていないとのことで、安心しました。

ただ、…ちょっと変わった部分があって、もしかしたら、変態?という部類に入るのかもしれないんだけど…。他の男とのセックスの話をやたらと聞きたがるんです。前の旦那とのことを話してたんだけど、実際に、今、他の男と関係を持って、その話を聞かせて欲しい、と言う…。浮気の話を聞くとものすごく嫉妬に駆られて、盛り上がって、激しく求めてくる…。それが彼にとっての快感らしいんだけど…。

ほかに彼に関して、イヤな部分って一切ないんだけど、私的にはそうゆうの、なんかドン引きだし、やめて欲しいなあ、と思っています」。

条件のよい男性なんて、そうそう、出会いはないし、あっても、自分の手には入らないと諦めがちですが、トントン拍子で出会って、交際に発展した人って、…なんかこの手の類の悩みを持つ人が多いんですよ。いい男って楽して手に入れちゃいけないものなのかも?

他には一切イヤな部分はないとのことだけど、いたってノーマルなあなたが、そうした彼の性癖に慣れることはできるのかしら?彼のために、実際に他の男と関係を持ちつづけるとしたら、あなたの精神が壊れていってしまわない?また、三角関係のトラブルの元にもなりかねない心配もあるのよね…。

子どもたちは成人しているとのことなので、純粋に自分のこととして、そのへんのリスクと、彼自身の魅力、釣り合うモノかどうか、もう一度よく考えてみるというのはいかがかしら?

過去の男や父親、女友だちにまで嫉妬する!究極ジェラシー男

20歳短大生S子さんの、嫉妬心の強い男に辟易しているという体験談。

「とにかくものすごい嫉妬深いんです。つきあい初めの頃は、〝私のこと心配してくれて…。愛情深いのね〟って好意的に捉えられたんだけど、今はもう、彼のその嫉妬深さにただ呆れるばかり…。

昔の彼氏に嫉妬したのが最初。人気のスポットに行ったときです。以前も来たことがあったから、〝ここのアイスがおいしいんだよ!行ってみない?〟と彼を先導して向かったら、途端に不機嫌…。

〝どうしたの?〟って聞いたら、〝ここ、前に男と来たんだろ?考えたら気分悪くなっちゃって〟って。確かに元カレとも来たけど、その他にも大勢いたので、〝彼氏とじゃないよ。友だちとだよ?〟と言ったら、〝オレはS子もオレも初めて!って場所に来て一緒に感動を味わいたかったからさ〟って…。なんて純粋な人なんだろう!ってそのときは感動さえしちゃったんですよ。

次は、私の父親。サークルの会議が長引き、帰りがいつもより遅くなってしまったので、父に駅まで迎えに来てもらったんですよね。そのとき、彼から電話があって…。いつもなら帰宅している時間だから、〝あれ、外なの?今どこにいるの?〟って〝自宅の最寄り駅だよ〟って答えたときに、父が、〝彼氏か?〟って聞いてきたんです。その声が彼に聞こえたのね。〝今、男の声がした!〟って。〝パパだよ。電話代わる?〟と言ったら、〝そんなの信じない!男だろう!〟って決めつけてうるさくてしょうがないの。父親も呆れていました。

次は仲の良い女友だち。ひとり暮らしをしてるので泊まりに行ったんです。嫉妬深い彼に辟易してたから、私より経験豊富な彼女にいろいろ相談してみようと思ったのね…。案の定。彼から電話がかかってきて、〝自宅じゃないだろ?今どこ?〟と言うので、〝男じゃないよ。女友だちだよ。私がいろいろモノ知らずだからさ…。教えてもらおうと思って…〟

いろいろモノ知らずだから、教えてもらう…。このフレーズが彼にとってダメだったみたい。そっち方向、…つまりセクシャルな方向に、妄想が向いちゃったのね…。男じゃなくても、女でもダメなのかぁ…!と呆れちゃいました。〝そんなのダメだ!今すぐオレが迎えに行く!〟とすごい剣幕…。彼女は、〝いや〜、話には聞いてたけど想像以上だね。別れた方がいいんじゃない〟と言っていました…。私も少し、そう思います。でも、ちゃんと別れられるのかな…。なんか不安」。

そうですね…。そこまで嫉妬深い場合、別れを切り出して、それに対し、納得してくれるかどうか不安が残るところですよね。

しかし、その嫉妬深さ…。限度を超えてるわね。なんか昔、イヤなことでもあったのかしら?もともとそういうキャラの人?それか、もしかしたら、あなたが彼を不安に陥れるような行動や言動を気づかずしてたのかもしれないし。

あなたの周囲の人まで次々に呆れさせているという彼。考えてみて。彼のいいところ、美点、この先一緒にいて楽しめるかどうか。その上で、別れたいと思うなら、別れた方がいいのかもしれません。スッキリ別れるためには、彼のあなたへの一方的な妄想を断ち切るような、一発で幻滅されるような振る舞いをすることをオススメします。おならをするとか、げっぷをするとか、鼻毛を出しておくとか。…いやいや冗談じゃなくてね!

…これがね。難しいのよね。恋人を振るとき、〝彼の思い出の中にキレイに残りたい〟とか考えてしまう人が多いのよ。それって単なるご都合主義だからね!きちんと別れたいと思ったら、完膚無きまでに自分の存在を〝とことん残念〟にすることが大事よ!

「私は誰?」自分を見失っていく…、思い出の中で生きている男

27歳、五年間勤めていた商社を辞めて、今は自宅のそばのパン屋でアルバイトをしているというR絵さんの体験談。

「変な男にばかり、ひっかかってしまうのです。記憶にあるいちばん最初に出会った変な男。小学6年生のときです。修学旅行の恋バナで、好きな男子の名前を全員言わされたんです。私が好きだった男の子は、クラスの人気もの。地味な私なんか、相手にしないと思ってたのに、両思いだと知らされて…。中学に行っても当然つきあうものとウキウキしていたら、卒業式の日、〝ごめんね。罰ゲームだったんだ〟って言われて…。呆然としました。周囲でクスクス笑ってたクラスメイトの顔が忘れられません。

男なんかもう絶対信じない!と思っていたけど、また恋に堕ちてしまった…。高校生のとき。バイト先のちょっと不良っぽい感じの先輩。勇気を出して告白したら、「いいよ。つきあおう」って。ひとり暮らししてるって家に呼ばれて遊びに行ってベルを鳴らしたら、〝どうぞ、入って〟と彼の声がするので中に入ったら、…真っ暗闇。数人の男性がいる気配があって、クスクス笑いが聞こえた。騙された!襲われる!って思って慌てて逃げ帰ってきました。

もう恋なんか絶対にしない、と思ったのに、向こうから告白されて、つきあったのがバイトの店長。借金まみれで、いつも、〝お金がない…〟と言うので、デート代はいつも私持ち。実は他のバイトの子にも手を出していて、その子とのデートのときにはいつも驕りだったって聞いて、遊ばれてるって気づいて別れた。

極めつけは、今の男。…男は懲り懲りだって思っているのに、やっぱり寂しいんですよね。言い寄られると断れない。今の男は、昔の彼女の話ばかり言ってくる。どんなにいい女だったか、美人だったか、スタイルがよかったか。じゃ、その女と別れなければよかったじゃん?と言うと、〝オレの方が振られたんだから、しょうがないだろ!〟と怒鳴り出す始末。

私はその女性の身代わりらしいです。ときには、その女性の写真を見ながら、私を抱いたりします。私は誰?って、どんどん自分を見失ってしまいそうになる…。でも、これで別れたら次に会う男はもっと変な男の気がして、それかもう一生男に縁がないかも?って思うと滅茶苦茶怖くて…、別れられない」。

あなたは、とことん自分に自信がなくて、自己評価が低いのね。たぶん、変な男にばかり遭ってしまうのは、そのせいだと思うわ。

自分に自信を持つこと!男なんか信じない!と思ったのよね。そうよ、信じちゃダメ。男なんかいなくたって生きていけるの。それより、女友だちとのつきあいをよっぽど大事にしなさい。

自分を磨くの。自分を豊かにするの。しばらく、男ナシで生活するの。男がいないってことも忘れて…。べつに男がいなくったって、ダメな女じゃないのよ?ダメな男とつかい方が自分をよっぽどダメにしてしまう。

落ち着いて、ひとりの時間、友人との時間を純粋に楽しめるようになったら、…忘れた頃に、きっと現れるものなのよ。あなたにピッタリのステキな彼氏って。

一度や二度なら我慢もするが…、借金男の尻ぬぐいもうこりごり!

28歳、メーカー勤務の女性の体験談。

「今の彼、20歳も年上。ちゃんと仕事をすれば、ものすごく才能がある人なのに、ついギャンブルに溺れてしまう…。10年前に子どもを連れて家を出ていってしまった、奥さんのことをまだひきずっているせいもあるのかも。

彼に出会ったのは、雑誌の読者モデルをしたとき。カメラマンとして来てくれたのが彼なの。渋い、独特の雰囲気があって、一目で恋に落ちてしまったんです。私、若い男がダメなのね…。どちらかと言うとファザコン気味で。若い子って、頼りないし、どこか信用しきれない部分があって。すぐ浮気するんじゃないか、って…。

ある程度、年のいった人で、ものすごいお金持ちってわけじゃないなら、もう先がないから裏切られないんじゃないかな、って思ってるんです。

彼は、ファッションも独特で、自分の世界を確立してる!って感じで仕事もカメラマンとかってすごいカッコイイし、それをバリバリこなしてるなんて世界が違うっていうか、当然、妻子持ちだろう、と思ってたけど、意外にも独身で。じゃ、アタックすればなんとかなるかも!って俄然ファイトが湧いてきたんです。

頑張った甲斐があって、つきあうことになりました。で、…あとから知ったんです。彼が借金まみれだってことは…。

一緒にいるときも、しょっちゅうサラ金らしきところから督促電話がかかってきていました。仕事をちゃんとやれば、ちゃんと稼げるはずなのに(と雑誌社の人に教えてもらった)、気が乗らないと仕事をしないんですって…。仕事しないくせにギャンブルをしちゃって、借金が増えていってしまうんですね。

私、自宅に住んでて、貯金もあったんです。だから、〝もう、二度と借金しないでね!〟って念を押して、サラ金の借金を完済しました。それなのに…。いつの間にか、またお金を借りてたんです。ちょうどボーナス時期だったから、ボーナスで借金を返済しました。で、泣きながら言いました。〝本当に悲しいから、二度と借金はしないで。ギャンブルもやめて〟って…。

いくらなんでも、懲りただろう、と思ったのに、また…。

今度また、私が借金を肩代わりして、返済しても、またお金を借りてきてしまう気がする…。彼のことは本当に好きだから、なんだってしてあげたいと思うけれど、このままでいいのかな?彼のためにはならないような気がする…。どうしたらいいでしょう」。

あなたは、彼のことが好きで、なんでもしてあげたい、と言っています。でも、彼といてしあわせ?楽しい?ただ単に、「私がいなくちゃ、彼はダメなの」みたいな幻想に陥っているだけではないですか?

「若い男の子は浮気しそうだけど、年配の男性は浮気しない」とか思っているようだけど、それはどうかしら?あなたのように、「彼のためなら借金だって返済してあげる!」というような女性がほかにもいたとしたら…?ええ。そういう可能性だってないわけではないんですよ。

あなたはまだ若いのだから、甲斐性無しの中年男のために、何十万も払ってあげる必要はないと思います。そんなことをしてると知ったら、あなたを今まで大事に育ててくださったご両親も悲しむと思いますよ。

あなたを必要としてくれる人は、その男性の他にもきっといるはず。ちょっと頭を冷やして、その男性と距離を置いてみては…?

おそるべきナルシスト…、「オレのすべてを見てろ」の強要に疲れ

出版社に勤務するT子さん、34歳の体験談。

「彼とは合コンで知り合ったんです。女性ばかりの職場でぜんぜん出会いがないんですよ〜。数少ない男性は大抵既婚者、それかゲイ。同僚の中には、イケメンとつきあえるなら、不倫でもいいわ!なんて割り切ってる子もいるけど、私には無理。

それで、ツテを頼って合コンをセッティングしてもらいました。ほとんど売れ残りのアラサー女子との合コンでもいい、って言ってくれる奇特な男性なら、多少ルックスに難ありでもいいわ!って思ってたけど、その日の合コンには、目を見張るようなステキな男性が…。背が高く、身体も鍛えているようで、スーツがめっちゃ似合っています。草食系ばかりの出版社にはいないタイプなので、もう、目が釘付け!

他の子の目を盗んで、彼にメアドを渡したら、次の日には「今度の休み、二人で会いましょう!」ってメールが…!めっちゃ嬉しかったですね!

それで、つきあうようになりました。

オシャレだし、街を歩いていると振り返って二度見していくような人もいて、一緒に連れ歩くのがとっても嬉しかったですね。若い美人を連れ歩いてご満悦のオヤジの気持ちが分かるような気もして…。

カラダを鍛えているから、やっぱり多少はナルシストな部分もあるのは覚悟してたんですよ…。

実際には、多少なんてもんじゃありませんでした!ものすご〜いナルシスト。よく、ファッションやメイク、髪型なんかに細かく口出ししてくる男っていますよね?そういうの、イヤだな〜、って思ってたんですけど、自分のルックスのこと以外、まるきり関心がないっていうのもどうか、と…。

興味がないんだから、相手はだれでも構わなかったんです。美人じゃなくても、スタイルがよくなくても、ファッションセンスや性格が最悪でも…。誰よりも自分が好きな自分を見つづけてくれる女性なら誰でも…。そりゃ、いい年して彼女もいないわけだわ!(って人のこと、言えないけど…)

私が彼から求められていることは、とにかく彼を見つづけること。自宅の中がもう立派なフィットネスジムみたいになっていて…。全面鏡張りの部屋まであるんですよ!四方から自分に見られて、落ち着かないったらありゃしない…。彼はあたゆる角度から自分のことを眺められていたくご満悦なんですけどね…。

鍛えてる姿、服を脱ぎ着する姿、…シャワーシーンまで見せつけるのには辟易です。

でも…。大手企業に勤めていて給料はいいし、彼の子どもなら、絶対に美しいに決まっている。34にもなった私、これが最後のチャンス?かも…。思いは千々に乱れます…」。

それはまた…、すいぶんユニークな彼氏ですね!一昔前に結婚条件として騒がれていた3高を地でいってるわけね…。話聞いてる分にはものすごく楽しいわよ?へたに浮気されるよりは全然いいって感じもするし…。

だって、あなたにはまったく関心がないというのだから、あなたが何してても自由なわけでしょ?給料はいいし、自分に感心が高いナルシストな男性なら、たいてい掃除、洗濯、料理もパーフェクトだったりするものよ。そういうことに口出しもされないだろうし、自分のすべきことはするだろうから、世話もしないで済む。今後も仕事を辞めないつもりなら、結婚相手にはちょうどいいんじゃないかしら?

ただ、虚しくなるかもしれないわね…。まったく自分を見てくれない彼…。もしかしたら、子どもができたら変わるかもしれないわよ?そこに賭けてみる?

恐怖!プレイの一環かと思っていたら、…行為がエスカレート

23歳、接客業の女性の恐怖体験談。

「その男性とは、いま私が働いているお店で会ったんです。

お店というのは、夜の、お酒を出すお店…、でも、カウンターの中から接客するだけなので、キャバクラみたいな、男性客の隣に座って、とか、そういうタイプのお店ではないです。お客さんは9対1で男の人が圧倒的に多いですけど…。

夜のお店で働く前は派遣社員として化粧品会社で働いていました。でも…、あまりにも給料が低くて、そのわりには仕事量が多くて、残業代もつかないし、…正規社員さんは、早く帰れて、給与も派遣よりぜんぜん高くて、なんかバカらしくなっちゃったんですよね。夜のお店の方が給料も高いし、手っ取り早く稼げるわ、って。もともと飲むのが好きで、仕事のあと飲みにいくこと多かったんです。なので、お酒飲みながら、お給料もらえるならありがたいな、って感じ。

その男性は、ほぼ毎日飲みに来ていましたね。店長は、私が目当てなんだ、って言っていました。50絡み、インテリっぽくて、どんなにお酒飲んでもぜんぜん崩れなくて、コトバ遣いも丁寧だし、こういう人に気に入られるなら嬉しい、と思いました。金払いもよかったし。他のスタッフに内緒でチップもらったりもしました。こんなお金持ちなら、愛人になってもいいわ…、とよからぬことも考えてしまったくらいです。

あるとき、〝実は…〟とその男性に切り出され、〝今、しつこい女性につきまとわれてるんだ。僕には妻がいる、と言っても信じない。少しの間、妻のフリをしてくれないか。謝礼は出すから〟と言われました。前払いで気前よく万札をくれ、興味もあったので、応じることにしました。

お店が終了したあと、最寄り駅で待ち合わせし、駅に向かいました。男性はときどき、スマホを覗き込み、〝…しょうがないなあ」などと独り言を言っています。どうしたのか尋ねたら、そのストーカー女性がこちらの様子をどこからか見てて、妻らしくない、とクレームをつけてきているのだとか。〝寄り添ってもらえませんか〟と言うのでその通りにしました。そのあとも、たびたび、スマホを見ながら、〝手を握って〟とか、〝肩に頭をもたせかけて〟とか、〝ハンカチで汗を拭って〟など言ってきます。

そのうちに…、だんだん行為がエスカレートしてきて、そのとき、私はハッと、これ私は「フリ」つまり「プレイ」みたいなつもりで応じていたけど、そうじゃない…。この人、ただのアブナイ人だ…!

電車を降りて、薄暗がりに連れ込まれ、襲われそうになってようやく気づきました。無我夢中でその男の手を振り払い、タクシーを拾って自宅住所を告げました。一万円以上の運賃を支払ったので、相当遠くまで行っていたんだと気づきました…」。

ホント、危なかったですね。何事もなくてよかった。そんな怖いお客が来るような、お店はやめてしまった方がいいわ。ひとり暮らしだったら引っ越した方がいいわ。本名を教えていなくて、源氏名で通してたなら少しは安心なんだけど…。

お金目当てとか、興味本位で、フラフラ男の人についていっちゃダメ。お金で女性をどうにかしよう、なんて思う男性は、女なんかお金でどうこうできるものだとしか思っていないようなヤツなんだと、しっかり理解しておくべきね!

向上心はないのか?一緒にいるとひたすらベタベタするばかりの男

会社の先輩とつきあっているという31歳の女性の体験談。

「彼とは、交際し始めてかれこれ三年になります。すごく仕事のできる先輩でかっこよくて、入社当時からずうっと憧れていたんだけど、彼には大学時代からずっとつきあっている彼女がいるらしい、って話で、半ば諦めていたんですよね。

でも、〝大学時代からつきあっているのに、いまだに結婚してない、っていうのはなんだか訳ありよ?強引に押しまくったら、案外、イケちゃうんじゃない?〟なんて話してる同期のコたちもいて…。まさか、そんなことないよ〜、とか思っていたんだけど、あるとき、その先輩が元気なさげで、どうしたのか、と思っていたら、〝つきあってた彼女に振られたらしい。彼女が他の男と結婚しちゃったんだって〟って噂を聞いて。気の毒だったけど、チャンスだわ!って、積極的にアプローチして、見事彼女の座をゲットしました!

同じ会社だし、比較的しょっちゅうデートすることもできて、お互いひとり暮らしだったから、親に気兼ねせず、お泊まりもできて、絶好調!って感じだったんですが…。

このお互いの家を行き来、というのがあまりよくなかったみたいなんですよね…。

仕事場での、バリバリしたイメージと違って、家にいるときの先輩ってものすごくだらしないんです…。お互いの家を行き来するようになってから、デートはもっぱらお家デート一辺倒。ひたすら、ベタベタ肌を寄せてきて、くっついて離れない…。まるで甘えん坊の幼児か、動物みたい。

〝どこかに出かけましょう〟と言っても、〝家にいるのがいい〟。〝でも、買いものとかしに行かないと食べるものがなにもなくなっちゃいますよ?〟と言っても、〝二、三日くらいろくなもの食べなくったって死なない…〟。

さすがに私は無理なので、〝でも、私は我慢できないので、何か食べもの買ってきます!〟と言うと、〝出かけちゃダメ!ずっと一緒にいて…〟って泣きつく始末…。

ま、確かに、家捜しすれば、なんがしか食べるものって出てくるもんなんですけどね。でも、ここまで何もしない。とにかく一緒にいるだけ。一緒にいて、べた〜っとくっついてるだけ、って、あまりにも変。変っていうか向上心ない、って言うか…。会社では一応バリバリ仕事してるんですけど、そのうち、仕事にも行かなくなってしまったらどうしよう、って本格的に心配してるんです…」。

あらあら、それは心配ですね…。もしかしたら心の病気の可能性もあるのかも知れません。あなたが元気そうなのが救いですが、共倒れということもあるので、彼に引っ張られず、自分のペースを大事にね。食べること、寝ることはとにかく大事。人と会って話したり、買い物や、映画を楽しむことも刺激になります。…これは、あなた自身のことです。友だちとのつきあいも、彼がどうこう言ってきたとしても、どうか大事にして、くれぐれも絆を断ち切らないようにしてくださいね。

彼は、元カノに振られてしまってから、ちょっとナーバスになってしまっているのかもしれませんね。彼と元カノの話をしたことはありますか。きっと、されていないと思います。いきなり元カノに去られてしまって、今つきあっているあなたにもそのような懸念が芽生えてしまうのかもしれません。

もし、あなたが彼とこの先もつきあっていく、その気持ちをちゃんと持っているのだとしたら、(持っているようにお見受けしました)そのことを伝えてあげたらよいと思いますよ。その上で少しずつ二人きりの世界から抜け出して、外に出るようにしていいたらいかがでしょうか。

まるで「むじな沢の話」…、露出狂に遭遇した私にお巡りさんは

「サークルの飲み会からの帰宅途中だったんですけど、なんと、スマホを置いてきてしまったことに気づいて…。家の近くだったから、電話ボックスのある場所、なんとなく覚えてたんですよ。

電話帳って毎年新しいものを届けてもらうけど、〝こんなもの、誰が使うんだろう。なんだってネットで調べられるのに…〟って思っていたんですけど、…今分かりました。今の私みたいに、スマホを出先で落としてしまったときに、この電話帳はライフラインになるんだなあ、と。

それで、さっきまでサークルのみんなと一緒にいた居酒屋を電話帳から調べて電話しました。〝先ほど利用していたものだけど、スマホの落とし物がないかどうか、調べてください〟って言ったら、〝トイレにそれらしいスマホがありました!〟と答えがあったので、とりあえず安堵して、〝じゃ、今からUターンで取りに行きますから、取っておいてください!〟って自分の名前を告げました。タクシーで行けば、15分くらいで着くかな、と考えながら…。

そのとき、電話ボックスのガラスのドアがいきなりトントン!ってノックされたんです。やだなあ、もう、使いたいのかしら…?電話ボックスなんか同時に使いたい人がいるとは思わなかったらものすごく心外…。〝ちょっと待ってください、今すぐ済みますか…〟

そう、扉を開けて告げかけた途端、私。口を開けてアングリ。

ノックしてた男、なんとコートの下は真っ裸!しかも股間のあたりをぐりぐりガラス扉に押しつけて見せつけてたんですよ…。その気味悪さといったら、もう…!

うぎゃあ〜!とかどひい〜!とか叫んで、電話ボックスから飛び出して、もうスマホのこととかいっぺんにアタマから消し飛んでしまって、きっと受話器なんか、外れっぱなしだったでしょう、居酒屋のスタッフ、〝あれ?どうしました!?〟なんて慌ててたに違いないんだけど、私、とにかく走って走って、走りまくって自宅そばの交番に駆け込みました。

〝どうしましたか?〟冷静な声で聞いてくるお巡りさんに、〝今、今、私、そこの電話ボックスで…〟

話しながら、ふと、そのお巡りさんの顔を見て、…戦慄。その顔は紛れもなく、さっきの露出狂の男の顔に瓜二つだったんですよ…!

そのお巡りさん、心なしかニヤニヤしながら、〝どうしたの?何があったの?聞いてあげるから言ってごらん〟って…。

うわああ〜!!私、走って走って自宅に駆け込みました。すぐに鍵を閉めて、しばらくは心臓のドキドキが止まりませんでした…。なんか、こんな怪談を聞いたことがあったな。むじな沢の話だっけ…。なんて考えていました」。

それはずいぶん、怖い思いをされたのねえ。無事に逃げ帰れてよかった。でも、いくらなんでも、その露出狂の変質者と、お巡りさんが同一人物とは考えずらいわね…。たまたま似た風貌の人だったのかしら?

考えられるのは、居酒屋であなたが少し酔ってしまっていたんじゃないか、ってこと。スマホも置いてきてしまっていたというから、可能性として考えられないことじゃないと思うのよ。

露出狂の変質者に出会ってしまったのは、多分、酔った上での幻影ではなくて事実だったと思います。お巡りさんがその男に似ていたというのは、同一人物でなかったにせよ、グル?…なんてのも、あり得ないわね。小説だったらあるかもだけど…。

帰宅途中、立ち止まって何かする行為は、たとえ、そこが電話ボックスだったにせよ、感心できません。今後は飲み会のときも、正気で家まで帰れる範囲までで飲酒はストップしましょうね。帰り道は早足で、寄り道せずに真っ直ぐ!が鉄則よ。

酔っ払い痴漢が放った一言!「そこに尻があったから…」に唖然

25歳のフリーター、M子さんの体験談。

「広告代理店で営業をしていたんですが、つい先日仕事、辞めたんですよ。

私、ダブルワークで夜の仕事してたんですよね。直属の上司がそこに来ていたんですね。それで、まあ、いわゆる男女の仲になって…。

あるとき、私が夜の仕事している、って気づいた人が、会社に告げ口したらしいんです。それなりに営業成績もあげていたから、やっかみもあったんでしょう。ま、いずれにせよ、ダブルワークは会社の法規違反。従わないとなりません。

そのとき、その上司が取りなしてくれて、…上司も、自分が私の夜のバイト先に通ってたなんて知られたら大ごとですからね!なので、ある程度まとまった額の退職金を得ることができたんです。

フリーターを自称しながら、実際遊び暮らしています。バイトで貯めたお金もありますしね。ひとり旅に出ることが多いですね。行き先は海外です。いろいろ気をつけますよ。お金やパスポートもだし、一番は性被害に遭わないことですよね。セキュリティのしっかりしたホテルに泊まり、危険を冒す行為は極力慎んでいますから、今のところ、怖い思いをしたことはありません。

で、日本に帰ってくると、…なんか気が抜けてしまうんですかね。

つい、先日、我が家の最寄り駅まで行く電車に乗ろうとしたところ、酔っ払いのオジサンがついてきてるんですよ。酔っ払い、しょうがないなあ!と早足で移動したんですが、どうしたわけか、またついてくる。放っておこう、と切符を買おうとしたら、お尻をぺろんと撫でられた!

〝ちょっとォ!やめてください!〟

私だって夜の商売をしていたのだから、ウブなわけではありません。酔っ払いの扱いには慣れています。大仰に騒ぎ立てず、ちょっと移動してふたたび、切符を買おうとしました。そしたら、またついてきて…、ぺろん!

いい加減にしろ!と思って駅員さんに言いにいきました。「このオジサンが、私のことつけまわしてお尻触ってくるんですよっ!」と駅員に告げると、駅員がオジサンに向き直って、「なんでこの女の子追いかけ回してお尻触ったりするんだ」と言いました。

そしたらオジサン、なんて答えたと思います?
〝そこに、尻があったから〟。

登山する理由を訊かれ、〝そこに山があったから〟って答えた登山家じゃないんだから!もうっ、まったく〜!。

駅員さんも半笑い。「ここで酔っ払い引き留めておきますから、さっさと電車乗って帰っちゃいなさい」と言われ、その通りにしましたが、ふざけたオヤジに対しての怒りはいまだ収まらないです」。

…スミマセン。酷い目に遭ってたのに、つい笑ってしまいました。M子さん、海外にもひとりで行かれるし、夜のお仕事もされてたから、酔っ払いの相手にも慣れているとのこと。実際に落ち着いて対応されていますよね。

ご自身も反省されていますけれど、海外女性一人旅の張り詰めた状況から、国内の自分のフィールドに帰ってくるとちょっと気が抜けて油断しまうのかもしれませんね。でも、M子さんのように落ち着いて対処することができればまず、大丈夫。酔っ払いを下手に刺激したりして被害が大きくなることは防げるでしょう。

家に帰り着くまでが遠足です!帰り着いて、玄関の鍵をしっかり施錠するまでは、できるだけ周囲に注意を払って、安全に備えて下さいね。

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